2009年03月05日

3月5日

遠藤周作「沈黙」読了。
余韻のある良い小説。中篇ながらよく練って書いていると思う。
15世紀ポルトガルの司祭が祖国を遠く離れた日本で何を見出したか。
ヨーロッパの絵画や小説を楽しむために聖書に目を通していたのが今回も役に立った。
他にもグレアム・グリーンや芥川龍之介。
こんな風にいろんな小説や知識がつながっていくのも読書家の楽しみの一つ。



この記事へのコメント
はじめまして。

ご訪問、非常に光悦です。


「書籍の繋がり」。

まことに同感であります。
私はミーハー的な読書しかできませぬが。。笑

しかしながら、やはり「繋がり」。

塩野氏のエッセイにて見つけて手に入れたトルストイの「人生論」。

これから読んでみたいと思います。
Posted by グリーン at 2009年03月08日 17:11
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3月5日
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