2008年02月28日
2月28日
松本清張「蒼い描点」読了。このところ推理小説には関心が無い。それでも読んでしまうのは活字中毒のなせる業か。アマリア・ロドリゲスの音楽が体に馴染んできた。快感。るいままさんティナリウェンのリクエストありがとう。
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04:03
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2008年02月26日
2月26日
こんなこともある。日曜日のことでたくさんの店が休んでいたこともあって、初めてのお客が1人やってきた。僕の店には時々あることでなにやら怪しい匂いがするらしく県外からのお客がふらりとやってくる。その人も仕事で2日間高松にいると言う。僕の店の入り口は透明ガラスなので中が見える。で「バッファロー69」のポスターがあるのを見てこれなら安心と思ったらしい。おまけに座った席の前にダルデンヌ兄弟の「ある子供」のちらしが飾ってあってこれなら間違いなしと確信したらしい。僕としてもそんな映画好きのお客さんなら大歓迎で2人で楽しい時間を持つことができた。映画の好みや言葉の選び方で誠実な人と思った。この仕事をしていてこその人との出会いがある。僕がこうしてあの日を思い出すようにあの人も旅の空の下で僕の店を懐かしんでくれていると思う。そのときに聞いた彼のお勧め映画はツァイ・ミン・リャン「河」「穴」。ジャ・ジャン・クー「一瞬の夢」「プラットホーム」。
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02:54
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2008年02月25日
2月25日
店を開ける準備をしながら「コノノNO1」を良く聞いている。コンゴの辺境の部族の日常的な音楽をアンプリファイドして多少の味付けをしたものだけどヨーロッパではクラブシーンでヒットしただけにリズムが良い。仕事もはかどる。またじっくり聞くにも良い。民族音楽としても優れていてサリフ・ケイタやユッスーのようなあざとさがない。
タグ :コノノNO1
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01:47
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2008年02月23日
2月23日
ずいぶん前に読んだ本に、有名なバーのマスターがカクテルを知るにはどうすればよいかとの質問に「最初はいろんなカクテルを飲む、そのうち自分の気に入るカクテルが見つかるからそれを10年間飲み続ける」という話になるほどとうなずいた。20代なかばから僕はブルースのレコードを聞いていて、確かに10年たった頃から力のある演奏とそうでない演奏の違いがわかるようになったから。今僕の狭い部屋の中に描きかけの80号のパネルが2枚並んでいて台所に行くにはジグザグに進まなくてはならない。水彩画を習いだして7年になるがまだ自分の画面の弱さがわかっていない。強い画面を造るにはまだ3年かかるということか。しかもそこがまだ入り口ときている。
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13:33
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2008年02月22日
2月22日
「リチャード3世」読了。女性が騙され安いのかグロスターの言葉が巧みなのか。月も半ばを過ぎると店もひまになり本がすいすい読める。うれしいようなさみしいような。DVDでアキ・カウリスマキの「街のあかり」を観る。主人公を我々庶民に置き換えてみたりして。
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13:16
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2008年02月21日
2月21日
ゴーゴリ「外套」「鼻」読了。主人公の下級官史を同僚たちはからかうけれど中の一人はそのことを後悔する。沢木耕太郎の卒論を読んでいるとまた「ペスト」が読みたくなってきた。困難な状況のなかでも手を取り合って立ち向かっていこうとする人達。
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14:42
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2008年02月18日
2月18日
公募展の締め切りが一月を切ってしまった。追い詰められたようで落ち着かない。まとまった時間が取れないので本も読めない。それでもゴーゴリの「外套」と沢木耕太郎の卒論は仙波君がいるうちに読んで感想を考えておかないと。はやく2枚目の構図が決まると計画も立てやすいのだが。
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14:35
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2008年02月17日
2月16日
ようやくCDが届く「ティナリウェン」かっこいい。2006年に来日したらしいがテレビを見ないせいかちっとも知らなかった。ギターコピーしなくては。「レンベーティカ」古いギリシャ歌謡のオムニバス。聞き込むほど味が出そう。アンゲロプロスの映画に出てきたかも。最後は「アマリア・ロドリゲス」。ただし若い頃の録音。僕はブルースで育ったせいで年齢を重ねて味がでた歌よりも若いときの張りのある声のほうに惹かれる。
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04:38
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2008年02月16日
2月15日
このところ忙しくて日記も書けなかったけど、今日は店でうれしいことがあった。接客をしている時7年前のパリのビストロの雰囲気がよみがえった。やっぱりこの仕事をしてて良かった。ふらりと入ってきた東洋人にまったく自然に接客してくれたあのおじさんが僕に与えた影響は大きい。あの自然体が僕の目標。
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03:03
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2008年02月11日
2月11日
書店でDVD「モロッコ」と「ニューオリンズ」購入。2作とも30年くらい前にテレビで見た覚えがあるけど、ほとんど忘れている。ジャン・コクトーがマルレーネ・ディートリッヒを賛美するコメントを書いていたのとビリー・ホリデイの歌が聴けるのが購入理由。
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13:20
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2008年02月10日
2月10日
美術家協会展終了。搬出。ポール・オースター「ムーンパレス」読了。苦手なタイプ。隆慶一郎「柳生非情剣」読了。短編集。面白いが話がダブりすぎ。「ヨブ記」読了。これは面白い。詩的な表現がユゴーを思い出させる。
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18:00
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2008年02月03日
1月27日
深夜2時に店を終わって3時間の睡眠の後7時10分初の高知行き高速バスに乗る。バスの中でも寝たらしく気がつけば高知市内にいた。知寄町で路面電車に乗り換えて県立美術館まで行く。天気も良かったので橋の上でコンビニで買ったおにぎりを食べる。美術館横のホールに入るがまだ早いので人影はまばら。すわってパンフレットを読むうちに1本目の映画が始まる。水上勉原作の「雁の寺」。モノクロの画面に緊張感がある。最近再見したルネ・クレマンの「海の牙」を思い出す。心理劇にはモノクロの画面が効果的なのか。2本目は山本周五郎原作の「青べか物語」。文学作品を原作とした映画は、設定がしっかりしているので安心してみることができる。1時間の休憩。美術館内のレストランでランチを食べる。館内を散策。日差しが気持ちよい。3本目は「しとやかな獣」。冒頭家族がそろったところで、姉弟が夕焼けを背に踊り狂うシーンが長く続く。狂乱と不安感は後に続く物語の暗示なのかそれとも煙を上げて高度成長期に突入していく日本社会に対するものなのか。上野昂志氏の講演が1時間。映画の話で1時間は短すぎる。しかたない最後の映画が残っている。4本目は「喜劇とんかつ一代」。森繁、三木、フランキーの黄金トリオ。僕と同世代や上の人もたくさんいるせいで笑い声が上がる。4本ともに余韻を残して映画は終わる。僕らに映画をあずけてしまって川島監督は次の映画へと去ってゆく。「さよならだけが人生さ」とうそぶきながら。
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14:17
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2008年02月02日
美術展
去年の収穫はなんといっても猪熊弦一郎美術館の「マルレーネ・デュマス展」。あまりの美しさに目頭が熱くなった。高松市美術館では「ブールデル展」がパリの匂いをふりまいていたし、イサム・ノグチの芸術性は忘れがたい。いい展覧会に恵まれました。今年も県内の美術館に期待したいところです。そのためにはもっと入場者が増えなくては。
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15:38
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