2008年02月26日

2月26日

こんなこともある。日曜日のことでたくさんの店が休んでいたこともあって、初めてのお客が1人やってきた。僕の店には時々あることでなにやら怪しい匂いがするらしく県外からのお客がふらりとやってくる。その人も仕事で2日間高松にいると言う。僕の店の入り口は透明ガラスなので中が見える。で「バッファロー69」のポスターがあるのを見てこれなら安心と思ったらしい。おまけに座った席の前にダルデンヌ兄弟の「ある子供」のちらしが飾ってあってこれなら間違いなしと確信したらしい。僕としてもそんな映画好きのお客さんなら大歓迎で2人で楽しい時間を持つことができた。映画の好みや言葉の選び方で誠実な人と思った。この仕事をしていてこその人との出会いがある。僕がこうしてあの日を思い出すようにあの人も旅の空の下で僕の店を懐かしんでくれていると思う。そのときに聞いた彼のお勧め映画はツァイ・ミン・リャン「河」「穴」。ジャ・ジャン・クー「一瞬の夢」「プラットホーム」。


この記事へのコメント
あてもなくふらふらと一人 夜のまちを歩きながら
ずっと気になっている屋根裏部屋って どこにあるんだろうと 妄想にふける


酒場の連なるまちか…

住宅街に息をひそめ建つのか…

女ひとりの客は、おことわりなんだろうか…

ふらり ふらり 歩く
Posted by るいまま at 2008年02月27日 18:53
ふらふら 歩いていたら


ほんとに見つけてしまいました…
Posted by るいまま at 2008年02月27日 19:18
勇気をだして階段をのぼって良かったです。

つらつらと、いろんなことを喋ってしまいました。

4分間のピアニストは、次回までに、たぶん見ます。


実は、ときどき、いいようもない孤独に見舞われます。カミュがいったとおりの孤独かも知れません。

たぶん、今日は、ここで孤独を癒せばいいよというご褒美だったのです。

(ただ、途中、泣きたくなるような時間もありましたが(笑))


こっそり逃げ込む場所が増えました。よかった。

また行きます。
Posted by るいまま at 2008年02月28日 00:19
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2月26日
    コメント(3)