2008年03月09日
3月9日
ラディゲ「肉体の悪魔」読了。すごいタイトル。16歳の少年の独り語り。相手の女性の名がマルトというのだが、この小説の書かれた頃に活躍していた画家のピエール・ボナールは日本でもファンが多いけれど彼の奥さんの名がマルトで、彼女はまったりした人みたいで何時間も風呂で過ごしたらしい。入浴中のきれいな絵がたくさんある。
Posted by iyane at 14:05│Comments(4)
この記事へのコメント
ラディゲは この小説を書いて20歳でなくなってるんですよね
このまま生きて 60くらいになったとき どんなものを書いたか 知りたいような…
このまま生きて 60くらいになったとき どんなものを書いたか 知りたいような…
Posted by るいまま at 2008年03月10日 20:02
確かに。期待しますよね。併載の戯曲「ペリカン家の人々」なんか70年くらいに流行った不条理劇を思わせます。
Posted by iyane at 2008年03月11日 01:54
そうなんですか! 読みたいなぁ
Posted by るいまま at 2008年03月11日 20:31
緋色のマスターもラディゲファンで高校生のときに読みふけっていたとか(早熟〜)
けど、高校生ではペリカン家の人々は、さすがにむずかしすぎたとか
私は、音読してみるとかなり面白かったので、ひとり朗読劇にして、音楽つけてもらってと妄想ふくらませてます
どこまでヲタクなんだか(笑)
けど、高校生ではペリカン家の人々は、さすがにむずかしすぎたとか
私は、音読してみるとかなり面白かったので、ひとり朗読劇にして、音楽つけてもらってと妄想ふくらませてます
どこまでヲタクなんだか(笑)
Posted by るいまま at 2008年03月14日 01:45