2009年08月04日

8月4日

「カラマーゾフの兄弟下巻」読了。
とても情熱的な小説。
もう一度読みたい箇所がいくつもある。
だから古典といえるのか。
僕の文学の先生は図書館で借りた古典を3冊ほど下げて店にやって来て、ビール1本の授業料で本と将棋を教えてくれた。
30年も前のことだけど。
今僕が当時の先生の年に近付いて、やっぱり古典なんだなと思ってしまう。
ところでカラマーゾフ兄弟の長男は思ったことをそのまま口にするとてもはた迷惑な人間で、そのために罪に問われてしまうけれど僕にしてみれば自業自得としか思えなかった。
ところがある日僕が20代の頃飲みに行ってた居酒屋の大将を見かけて、あの頃僕は大将の目にどんな風に映っていたのかなと考えたらカラマーゾフの長男よりももっと小さい頭で思い付いた事を大声でしゃべって周りに迷惑をかけていたことを思い出してしまった。



上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
8月4日
    コメント(0)