2008年03月16日

3月16日

僕がよく通った「なゆた」という古書店には映画関係の本が多かった。ジャン・コクトー。レーモン・クノー「地下鉄のザジ」。サミー・デービス・ジュニアとか買って読んだ。それ以外にも面白い本がたくさんあって、カポーティ。フィッツジェラルドをはじめとしてアゴタ・クリストフ。ボリス・ビアン。これなんかどうと薦めてくれたタイトルも作者も忘れたけれど河の渡しをする男の本も面白かった。僕の好みを心得ていて、いよいよ店を閉めるときにこれは高尾さんにといって「昭和国民文学全集」を安く譲ってくれた。確かに僕の好きな小説家がたくさん入っていてありがたく思っていたが、そこには僕の知らなかったとてもマニアックな小説が入っていたのを後になって知った。古書店の店主はすごい。




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3月16日
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