2009年10月02日

10月2日

遠藤周作「牧歌」読了。
前半3分の2は1950年にフランスに留学したときに描かれた若々しい情熱あふれる文学紀行文。当時は評論家を指向していたらしい。
後半は帰国して7年後小説家となってリヨン再訪、エルサレム、ポルトガル、アジアと自作やキリスト教にかかわる地を訪ねる。
旧約の厳しい父性的な神に変わって母性的優しさを持ったキリストの出現という考えはわかり易い。
文学評論は難しかったけど聖書についての考察は面白く読めた。



上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
10月2日
    コメント(0)